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写真AC:「日本の歴史公園100選」の写真(第一弾)

日本の歴史公園100選」の写真(第一弾)

日本の歴史公園100選とは「都市公園法施行50周年等記念事業実行委員会」に選定された歴史公園なのだそうですが、その総数は250件*1に及びます。歴史公園100選とはいったい……と思わざるを得ませんが、本稿では私が撮影した歴史公園の写真を紹介させて頂きます。ゆくゆくは歴史公園100選の250公園を完全制覇したいものですけれども、道のりは長く険しいものとなりそうです。

今回は、雑感を添えて10か所の写真をご紹介します。すべて写真ACで公開しているものになります。「photoAC」ロゴなしの写真は、各歴史公園名のリンク先からダウンロード可能です。

 

    1.大通公園(北海道札幌市)


大通公園は、明治期の札幌開拓にルーツがあります。

写真は札幌市資料館方面から撮影しています。さっぽろ雪祭りや夏場のビアガーデン、YOSAKOIソーランなど多様なイベントの会場として利用されています。名実ともに札幌市において中心的な場所です。テレビ塔が有名ですが、イサムノグチのオブジェなど複数の見所があります。


  19.青葉山公園(伊達政宗騎馬像)宮城県仙台市


青葉山公園仙台城址が中心であり、歴史公園としては仙台藩伊達氏の歴史と深いつながりがあります。公園内の博物館も伊達氏ゆかりの品が目を引きます。

伊達政宗騎馬像が圧倒的に有名ですが、市街地を一望できる眺望も見逃せません。夜景も楽しめます。この写真での騎馬像はライトアップされていますので、少しイメージと異なるかもしれません。

 

  20.西公園(櫻岡大神宮)・定禅寺通緑地・勾当台公園宮城県仙台市


西公園内の櫻岡大神宮です。桜の名所であり、やや季節外れの写真です。次は桜の季節に訪問したい場所です。公園内に源吾茶屋という有名店がありますので、ずんだ餅などをいただくのもいいですね。

歴史的には、仙台藩家臣の没落を契機として明治以降に誕生した公園です。観光地というより市民憩いの場という性質が強いように感じました。

 

101.兼六園(雪吊)及び金沢城公園(石川県金沢市


日本三名園のひとつ兼六園にて、冬を象徴する雪吊の写真です。この写真は梅の季節に撮影したものです。金沢は代表的な観光スポットが巡り易く、観光都市として完成度が高い印象です。四季折々の風景を楽しみたい場所のひとつです。

江戸時代、加賀藩藩主前田綱紀による庭園がルーツとなります。

 

153.大阪城公園(天守閣)大阪府大阪市


大阪城公園はとりわけ広大かつ観光客が多いように思います。天守閣内からの眺望は、公園内部の景観のみならず、ビル群なども含めて絶景と言えるでしょう。

大坂城といえばまず豊臣氏を思い浮かべますが、現在の城郭は江戸時代に徳川氏の手で復元されたものを下敷きとしています。

 

191.縮景園広島県広島市

縮景園は広すぎずコンパクトな点がお気に入りです。色々な生物が生息している点にも興味を惹かれました。カニがいるとは思いもよりませんでした。

江戸時代初期、広島藩主浅野氏により作られた庭園がベースであり、時代を経て徐々に拡張されていったようです。

 

192.中央公園(広島城天守)広島県広島市

広島城は都市部にあります。公園の外からみると、高層ビルに囲まれて少し物足りないですが、天守閣に近づいていくと大きく印象が変わります。写真の復元天守自体は博物館として利用されています。

広島城といえば福島正則のイメージが強いのですが、そもそもの築城は安土桃山時代毛利輝元が着手しています。

 

193.平和記念公園(原爆ドーム)広島県広島市

原爆ドームです。シルエット風の写真になっています。ここは、一度は訪れるべき場所だと思います。

歴史的背景については言わずもがなですが、設計者のヤン・レッツェルという人物にはちょっと興味を引かれます。

 

220.舞鶴公園(福岡城址)(福岡県福岡市)


舞鶴公園です。ここも桜の名所ですが、残念ながら冬の写真です。福岡は、周辺地域も含めてもう少しじっくり見て回りたい場所のひとつです。

安土桃山~江戸時代初期、黒田長政により福岡城は築かれています。

 

222.大濠公園(福岡県福岡市)


大濠公園です。福岡城の外堀でもあった巨大池が印象的です。上記舞鶴公園とは隣接しています。スターバックスコーヒーの店舗があったり、近隣に住んでブラブラ散歩でもしてみたい場所です。ただこの周辺は高層マンションなど高級住宅街として位置づけられているようです。

 

以上、10カ所のご紹介でした。観光旅行で訪問するとすれば、個人的には兼六園縮景園がおすすめの観光スポットになります。いずれ各歴史公園の詳細な記事や、おすすめランキング的なコンテンツの作成にも着手したいと考えています。

  

*1:Wiki調べ