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写真AC:プロフィールページでの短縮URL活用法

写真AC:プロフィールページでの短縮URL活用法

写真ACのプロフィールページで、短縮URLを活用しているユーザーをお見かけすることがあります。筆者も見よう見まねで取り入れています。ただちにダウンロード数の向上につながることはないでしょうが、よく利用してくれているユーザーさんがいるのであればそのうち効果が出てくると考えています。

 

0.追記

短縮URLを巡り、一部運用の変更とGoogle短縮URLサービスの終了という問題が発生しました。今後は以下の記事をご参照いただければと思います。ポイントはふたつで、短縮URLにクリエイター名を含むタグは利用しないこと、そしてGoogle短縮URLサービスは利用できなくなるということです。

 

1.短縮URL導入の狙い

 そもそも短縮URLとは、長い文字列のURLを短いURLに置き換えたものです。写真ACで絞り込み検索機能を利用したとき、たとえばURLは下記のようになります。

https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E5%AE%97%E6%95%99%E6%96%BD%E8%A8%AD&srt=dlrank

キーワード「宗教施設」の例ですが、こいつをそのままプロフィールページに張り付けると、文字列が長すぎてプロフィールページの雰囲気を損なうように感じられるのではないかと思います。読みやすさ、見やすさの面で、素朴な感覚で判断してもプラスにはならないでしょう。ましてや五つも六つもURLを張り付けるとなれば、なおさら印象が悪くなりそうです。そこで短縮URLが登場します。

はい、短縮したURLがこちら。

https://goo.gl/buqyWe

どうだ短くなったろう。これなら可読性はそんなに落ちないでしょう。写真ACのプロフィールページで短縮URLを採用する唯一最大の理由は、リーダビリティの確保、そこに尽きると思います。

 

2.短縮URLはダウンロード数の増加につながるのか?

プロフィールページにURLを張り付けるのは、何らかの方針でカテゴリ分けした写真を特に目立たせる目的で取り組んでいます。筆者の場合はたとえば「空撮カテゴリ」という区分を作っています。下記のURLを踏んでいただけると、該当する検索結果へ遷移することができます。

空撮カテゴリ[https://goo.gl/sSntQo]

飛行機で移動中に撮影した写真について絞込検索した結果です。さて、この写真の中のある一枚を気に入ってくれたユーザーさんがいたと仮定します。ふたたびユーザーさんが筆者の航空写真がみたいぞと考えてくれた場合、プロフィールページさえ見てくれたなら、キーワード検索する手間すら省くことが可能です。あるニッチな分野について、このクリエイター(写真投稿者)さんのストックを見れば欲しい写真が手に入りそうだぞ、と思わせるところまでいけば大成功となります。そこまでの結果を出すにはニッチな得意分野の確立と膨大なストックが必要になると思いますが、顧客の囲い込みができれば、弱小投稿者からの脱出ができるかもしれません。

短縮URLがどうこうというより、プロフィールにURLを貼ることで、顧客を囲い込めたならダウンロード増につながるはずです。短縮はあくまでも手法のひとつですね。

 

3.良いことばかりではない短縮URL

短縮URLのデメリットがいくつか思い浮かびます。

最も大きなデメリットは「この得体の知れないURL、本当に踏んでも大丈夫なの?」と思われ、かえって敬遠されてしまう可能性があることです。敬遠してしまうこと自体はむしろ極めて正しい反応なので、難しいところですね。短縮せず長文のURLを張り付けるのもひとつの手段ですが、すでに触れたように可読性が損なわれます。

ユーザーさんとの信頼関係が構築できていれば問題ないでしょうが、写真ACはそんなコミュニティを形成するほどの環境にはないと思います。今後変化していく可能性はありますし、このブログも何か影響を与えられるといいのですが。

 

4.短縮URLの導入方法

メリットもデメリットもあるであろう短縮URLですが、詳しくない方のために導入方法を説明します。

手順1:写真のタグに「検索用タグ」を埋め込む

この手順は省略して「絞り込み検索」の結果を活用してもらってもいいのですが、検索専用タグを用意したほうが管理しやすいのではないかと思います。以前、とあるクリエイターさんの短縮URLを踏んだ時、ほかのクリエイターさんの写真が混在しているのを目撃したことがあります。

「検索用タグ」の作り方は簡単で、特別扱いしたい写真に「任意のタグ」を加えるだけでOKです。この時「任意のタグ」はほかのクリエイターとは被らず、かつ意味不明の文字列にはならないようにしておきましょう。

筆者は"クリエイター名"+"_"+"カテゴリの英語名詞や略称"を採用しています。全く違う方向性で「〇〇の今週のオススメ写真!」といった表記でも構わないと思います。(※追記:クリエイター名のタグ利用は禁止されました。今後は絞り込み検索の結果を利用する方法が推奨されます)

手順2:検索用タグを押し、表示された検索結果画面のURLをコピー

上に書いた通り、検索用タグを押し、URLを取得します。コピーするだけです。クリエイター名を含めた絞り込み検索の結果を利用しても大丈夫です。

手順3:短縮URLの作成サイトへ移動、URLを変換する

たとえば下記のようなサイトがあります。ここを活用する場合、短縮したいURLアドレスに手順2のURLを貼り、表示された短縮URLをコピーするだけですね。サービスの選択も可能ですが、まずはGoogleが無難だと思います。(※追記:Google短縮URLサービスは終了予定ですので、他のサービスを使いましょう)

https://syncer.jp/url-shortener

手順4:短縮URLをプロフィールページに反映する

ね、簡単でしょ? と書くのも憚られるくらい本当に簡単です。

短縮URLは、プロフィールページの自己PR欄に貼り付けるとよいと思いますが、編集時の枠が狭いので編集しにくいと感じたらメモ帳などを活用しましょう。筆者の場合、短縮URLの前後に表題と簡単な内容を書いています。

 

5.創意工夫次第で大化けするかも?

ここまで写真ACでの短縮URLについて書いてきました。短縮URLも含め、プロフィールページはひと工夫できる場所だと思います。水準の高い写真をガンガン量産するのは難しいですし、小さなことからコツコツと積み上げていきたいものです。

本稿はあくまでいち弱小クリエイターの見解であり、違う考え方、異なる活用法もいろいろ考えられるところではないかと思います。ご意見その他気になるところがありましたら、ぜひお気軽にコメント頂ければと思います。