写真AC雑記帳

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写真AC:和の写真コンテスト

写真AC:和の写真コンテスト

写真ACの第4回写真コンテストが開催されるようです。写真投稿者にとっては注目を集める好機ですので、気合を入れて参加すべきだと思います。今回のテーマは「和」の写真コンテストということで、前回のテーマ「インテリア」より参加しやすいのではないでしょうか。正確な応募要項は写真ACのサイトを見て頂くのが確実ですが、気になる点や予想をメモ的に書いていきます。

グランプリはアマゾンギフト券10万円分!

グランプリ(一名) :10万円(アマゾンギフト券)+フォトブック

準グランプリ(一名):2万円(アマゾンギフト券)+フォトブック

優秀賞(三名)   :1万円(アマゾンギフト券)+フォトブック

入賞(四名)    :5千円(アマゾンギフト券)+フォトブック

入賞でも5千円ですから2,000ダウンロードに匹敵する金銭的メリットがあります。まあ入賞すら難しいのは明らかなんですが。入賞に至らなくても応募するだけで作品露出の機会は増えるでしょうし、写真ACが盛り上がってる感も出そうなので、積極的に参加したいものです。

新作のみエントリー可能 

ストックを使い切っている投稿者にはつらいかも。筆者の場合、和風庭園の写真がそれなりにあったのですが、概ね投稿済みです。今から撮影するとなれば季節に左右されない和風家具や小物、工芸品がいいかもしれませんね。紅葉など秋の風景はこれからまだ撮れるので、数に埋もれやすそうです。

  <筆者投稿済み写真の例>


プロパティリリースの重視

これまでも別に軽視されていたわけではありませんが、殊更強調されていますね。和のテーマとなると歴史的有名建築物を被写体としたくなるところですが、有名な建物であればあるほどプロパティリリースの取得は難しいように思います。日の出と寺社仏閣の組み合わせは多く投稿されそうですが、どうなるでしょうか。

有力な被写体を考える 

募集要項では「着物、茶道、盆栽、忍者」「寿司や蕎麦」「富士山、田畑」「禅」が例示されています。いかにもトラディショナルな、ある意味ステレオタイプが求められているとも言えそうです。

プロパティリリースが不要かつ歴史と伝統を備えた被写体を考えると、募集要項にも出ていますが「富士山」の写真は上位入賞有力候補でしょう。動物では「」なんかも面白いと思います。国鳥は「キジ」なんですが、キジでは地味かも。植物のカテゴリーでは「」と「」は手堅い。時期的には特に「菊」の写真が多く出てくるものと予想します。典型的な和ではありませんが「屋久」なんかもよさそう。昆虫なら「オオムラサキ」ですが、写真AC的には評価されないかもしれませんね。着物茶道禅といったあたりは撮影しようにもいささかハードルが高い。しっかりした環境を得られる立場なら有利だと思います。和太鼓などの和楽器も撮影環境さえ整うなら期待できそう。炬燵にみかんなんてのも日本的ではあります。

少しひねりを加えると、勤勉性や産業用ロボットも「日本的」ですが「和」からは少しずれるから難しいでしょうか。一方、米粒に顔を描くとか、繊細な技術はいけるような気がします。

ぜひ参加しましょう! 

影技術がなければ入賞は厳しいと思いますが、間口は広いコンテストです。ぜひ参加しましょう。筆者のように入賞作品の傾向を予想するのも(そして予想に沿って撮影するのも)楽しいかもしれませんよ!