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旅行:2015年四国の旅(2.二日目足摺岬~三日目室戸岬)

旅行:2015年四国の旅(2.二日目足摺岬~三日目室戸岬

四国一周旅行2日目途中からの記事です。紫電改展示館を後にし、高知県足摺岬へ向かいます。足摺岬を満喫した後、2日目の宿泊地へと向かうのですが……。 

 

1.足摺岬灯台へ

さて、四国有数の観光地のひとつである足摺岬へ向かうことになります。愛媛県から高知に入り、途中で「道の駅すくも」に立ち寄っている以外ほぼ寄り道なしです。今回のルートでは、松山市から200㎞以上の距離を走行していたはずです。足摺岬は決してアクセスが良い場所ではないので、おそらく自動車以外の手段ではたどり着くのも一苦労だと思います。

途中で立ち寄った「道の駅すくもサニーサイドパーク」では、食べ物系の土産を購入したはずですが何だったかな。わりと素朴な雰囲気で複数店舗が並んでいます。小奇麗で新しい道の駅もいいですが、牧歌的な施設も悪くないですね。この道の駅から足摺岬まではまだそれなりに距離があります。
さて足摺岬に到達します。
観光地としてはとにかく絶景に尽きる感じですね。比較的楽に見に行ける名所として、灯台ともうひとつ天狗の鼻という岩場があります。他にも白山洞門という見所があるのですが、こちらを見に行くのは少々骨が折れると思われます。この時もそこまでは到達していません。足摺岬灯台は比較的有名なので見たことがある方も多いのではないでしょうか。 
 

天狗の鼻

 

足摺岬灯台周辺は遊歩道のように整備されており、風景を眺めながら歩き回ることができます。歩ける範囲には下の写真のような感じで、メルヘンチックな樹木のトンネルもあったりします。これは知らなかったので少しワクワク。 

さらに崖下を見下ろす写真です。岩場が写っているのがポイントかも。この写真だけを見ると何だか危険な場所のように思えますが実際にはちゃんと柵があります。改めて見直すと結構ダイナミックな感じに撮れてる気がします。

 

2.足摺岬から〇〇市までほぼ直行

ここから先が本当に強行軍なのですが、宿泊地の関係上、高知の見所のひとつと言える四万十川は素通り高知市内も素通り高知市入りした時点ですでに周囲は暗く、高知城がどこにあるか分かりませんでした。桂浜にも寄りません。カツオ料理を食べてる時間もない。まあまともに観光しながら四国一周をしようと思ったら五日間では厳しいと思います。特に高知県は広い。

で、どこまで行くのかと言えば目的地は高知県安芸市です。あまり有名な地域ではないと思いますが、日本史好き(もしくは某歴史シミュレーションゲーム好き)なら安芸国虎を思い浮かべたりするでしょうか。足摺岬から安芸市までの距離がおよそ200㎞で、松山から足摺岬への移動時と距離的にはほとんど変わりありません。敢えて安芸市に宿泊したのは三日目を楽にするためで、安芸市そのものに興味があったわけではないのですが、そういう時にも発見があったりします。

宿泊したのは下の地図の場所、清月旅館。安芸市の中心的な場所に近いようで、流石に都会のようにはいきませんが、素泊まりでも食事には困らないです。上に発見と書いたのは旅館の従業員(?)がスペイン人らしかったこと。確かめはしませんでしたが、それらしい装飾物が置かれており、あとで調べてみるとスペイン料理を出しているということでした。日本語は完全にネイティブレベルでしたので、会話で困ることはなかったです。人に歴史ありなんて言いますが、詳しい身の上話を聞いてみたら面白かったかもしれませんね。次に安芸市に立ち寄ることがあれば、食事付きで宿泊してみるのも良さそうです。

二日目のほぼ一日で、松山市から安芸市まで移動したことになります。ただ移動しているだけなら驚くような距離ではありませんが、やはり観光が薄味になりがち。前向きに考えるなら、もう一度訪問しても楽しめると言えなくはないですが。

 

3.室戸岬へ向かう

旅館で一泊し、三日目へ突入します。高知県安芸市から室戸岬へ向かいます。だいたい一時間くらいの距離です。足摺岬周辺と比べると、室戸岬のほうが大自然の神秘を感じられるような気がします。世界ジオパークにも認定されていますもんね。

室戸岬の景観をひとことで表すならダイナミック。大げさかもしれませんが「地球の息吹を感じる」なんて言葉が思い浮かびます。地面から突き出してくるようにして岩々が立ち並んでおりインパクトがあります。あとは「アコウの木」も見所です。北国住まいだとなかなか見ることがない形状の植物ですね。

室戸岬の奇岩
 

室戸岬砕け波
 

もう少し余裕があれば室戸岬灯台にも足を伸ばしているはずですが、室戸岬の海岸沿いからスンナリ近づける場所ではなく、回り道が必要なため断念。室戸岬自体は個性的な風景で個人的には満足度が高かったです。

三日目はさらに徳島県入りするのですが、その様子は次回の記事で紹介します。