旅行:2017年仙台小旅行(1.初日~二日目まで)
旅行:2017年仙台小旅行(1.初日~二日目まで)
少し昔の旅行を振り返ります。今回思い起こすのは1泊2日の仙台旅行。
旅の方向性は以前記事にした2016年金沢旅行と似ており、いち都市に限定した観光旅行です。ただしこの旅行は開始前から波乱含み。当初の計画では2泊3日で杜の都を満喫するはずだったのですが……。
1.旅行の目的とお目当て
筆者には一応東北旅行の経験(宮城→山形→秋田→岩手→宮城)はあるのですが、その旅行における宮城県は実質的に単なる通過地点であり観光をしていませんでした。東北の主要都市といえばやはり仙台です。ほぼ未踏の地であるため、あらためて仙台の地を踏みたいという思いがあったのです。
仙台と言えば、伊達政宗および仙台藩ゆかりの史跡や、食事でいえば牛タンやずんだが有名どころでしょうか。今回は完全にひとり旅でしたので、絶対にこの名店で食事するというような確固とした計画はありませんでした。計画を明確にしなかった理由はもうひとつあり、実はこの旅行のタイミングで台風が東北地方を直撃することが予想されていたのです。この記事の冒頭に書いた、2泊3日の予定を1泊2日に変更せざるを得なかった原因でもあります。おかげで飛行機の料金丸損した記憶。まあ、台風含め天候だけは祈るより他にないですからね。
仙台空港から仙台駅へ移動を終えてから、旅行の回顧をスタートします。
2.最初は徒歩で
仙台駅から最初は徒歩でぶらぶら移動を開始します。筆者の場合、都市観光では徒歩が基本になりつつあります。勿論効率的に移動するために観光用の市内巡回バスは利用しますが、やはり徒歩こそ自由気ままなひとりたびには相応しいと思うのです。
今回の旅行では早速宿に到着します。
リッチモンドホテルの系列を利用したのはこの時が最初だったはず。スマホの無料貸し出しをしていてビックリ。筆者は使いにくく思い利用しませんでしたが、無料無制限で使えるらしいので活用している方もいるんだろうなあ。
さて、荷物を置いて青葉通沿いを歩くと、巨大なケヤキが立ち並んでいます。今現在の仙台を「杜の都」足らしめている風景ですね。さらにテクテク歩いて行くと、いわゆる観光名所ではありませんが、晩翠草堂が見えてきます。
晩翠草堂は土井晩翠晩年の邸宅を一般開放したものだそうです。土井晩翠と言えば筆者的には「荒城の月」の作詞者という認識しかなったですが、結構大物なんですね。この旅行のだいたい二ヵ月後、富山に行く(黒部アルペンルート旅行)のですが、そちらの富山城付近には滝廉太郎記念館がありました。全くの偶然の産物なのですが、荒城の月をめぐる旅行のようで、そういう趣向も悪くないですね。
さて、晩翠草堂からさらに歩を進めると、最初の目的地櫻岡大神宮へ到着します。
3.櫻岡大神宮から仙台城へ
名前の通り桜の名所である櫻岡大神宮です。春先は花見客で賑わうそうですが、季節が違いますのでやや地味な印象かも。今も同じかどうか分かりませんが、御朱印に個性があるので御朱印を集めている方なら立ち寄る価値はありますね。
すぐ近くに源吾茶屋さんという茶屋があり、かなりの歴史を持つ名店のようです。タイミング的に立ち寄りはしませんでしたが惜しかったかも。
さて、櫻岡大神宮まで来るともう少し足を伸ばせば青葉山に到着します。広瀬川を渡るともうすぐそこ。仙台城の三の丸跡に位置する仙台市博物館には入らず、茶室残月亭を見物。そして有名な伊達政宗騎馬像を擁する本丸跡に向かいました。
道中で石垣をじっくり見たいなら徒歩で移動するほうがいいですね。ただし本来山城である仙台城ですから、それなりに坂道を登る必要がある点には注意。徒歩15分ぐらいの道のりです。石垣は実に立派な物です。
この本丸北壁石垣を通り過ぎると、この旅行最大の目的地ともいえる仙台城本丸跡に到着します。徒歩でゆっくり移動したからこそのワクワク感があったかも。
4.有名すぎるあの騎馬像
本丸跡にたどり着くと、仙台観光の代名詞的、観光パンフレットの主役的な存在、有名過ぎる伊達政宗騎馬像が見えてきます。たぶん初めて仙台を観光する旅行者さんはほぼ全員この騎馬像を見に来ているんじゃないですかね。
いかにもミーハーですが、やはりこういう有名な観光名所に到着すると、ちょっとテンション上がります。あいにくの曇り空でしたが、この伊達政宗騎馬像だけで50枚ぐらい写真撮影しました。まあ格好いいですよ。
この後、宮城県護国神社に立ち寄ったり、仙台市を一望できる本丸跡の雄大な眺めを楽しみながら周囲が暗くなるのを待ちます。ひたすら待ちます。
といっても、仙台の夜景を楽しもうということではなく、実は伊達政宗騎馬像がライトアップされるのです。とっても派手に。
あまりにカラフルすぎて違和感を覚える方もいらっしゃるかと思いますが、まあ有名な観光スポットの隠れた一面と言うことで。最後に仙台市の夜景を撮影し、徒歩でホテルまで引き上げ。途中、定禅寺通りに寄り道したりもしてみましたが、特に写真の撮影や買い物はしませんでした。
今回の記事はここまで。二日目も仙台市内の主要な観光地を巡ります。