写真AC：検索システムについてのお知らせ

写真AC：検索システムについてのお知らせ

本稿は直近の「写真ACからのお知らせ」に関する記事です。検索システム（タグ仕様変更）については過去に関連記事を作成していますが、この記事の時点で想定していた状況と現状は異なるようです。 

さて、今回のお知らせで書かれている内容からすると、まだ検索システムの完全移行はしていなかった感じなんですね。確かに、予告されていた検索システム変更のタイミングでは劇的な変化はなく、しかし徐々にダウンロード数が伸びてきた感じはするので、移行しつつあるという説明はシックリきます。

お知らせ文中には、どちらかといえば古参のクリエイターを大事にする意味合いを持つ「人気のある作品をより上位に表示する」という文章があり、一方逆に新参のクリエイターを優遇する「人気順が固定されないようにする」「新しいクリエイターでも参入しやすくする」という文章があります。

ダウンロードの総数が増えない限りは、古参と新参は同じパイ（ダウンロード）を奪い合う、敵対的な性質を密かに備えています。

システム変更の本来的な目的は、特定のクリエイターの利益を図ることではなく「後発でも質の高い素材は目立つようにする」ことなのだと思いますが、やり方を間違えると特に先発組の既得権益を損なう可能性があるので、匙加減が難しいでしょうね。

まあ、明らかにダウンロード数が減るとか直接影響を受けた場合、黙って状況の推移を見守るのではなく意見をぶつけたほうが良いでしょう。今のところ後発組である筆者はメリットを享受できそうなので、特に意見がない状況です。

今度は八月中の完全移行ということですから、あらためてどのように状況が変化していくか見守りたいですね。

ところで、達筆の方であればいろいろ文字を書くだけでも相当数の素材を作ることができそうですね。クレイアートが得意な方とか、一芸があるとすごく素材をそろえる上で有利だと思います。