写真AC：第5回写真コンテスト「ペットのいる生活」結果発表

今回のコンテストには参加していない（ペットがいない！）ので、筆者的にはイマイチ気持ちが盛り上がらないのですが、一応、結果をチェックしてみます。

ざっと見たところ、現実に需要も高いのでしょうが、イヌネコの写真が多くて意外性を欠く印象です。一枚はサプライズ的作品を入賞させたほうが良かったのでは。ウサギは普通のペットの範疇に入るでしょうし、フクロウも一部で人気ですよね。もっとこうイレギュラーな感じのペットにも居て欲しかったような。

夏なんだし清涼感のある雰囲気で金魚や熱帯魚（ベタとかネオンテトラとか、大物ではアロワナとか）なんて良かったのでは。投稿作品に無かったのかな。まあ魚では飼い主との関係性、ペットのいる生活というテーマ性は見出しにくいかもしれませんね。

個人的意見はさておき、早速グランプリ作品を紹介します。

見つめる猫

写真AC寸評の通りですが、まとまりがあって素人目にもいい感じの写真です。このグランプリ作品はPV数も伸びていてしばらくは注目されるでしょうが、他の写真は今日の時点ではPVランキング上位に来ていないんですよね。果たしてこのコンテストがもたらず波及効果はどの程度になるでしょうか。質が高いペットの写真が多数集まっているようであれば、コンテストの目的は達成されたと言えるのでしょうが、費用対効果の面で十分な結果が得られたのかどうかが問題になるはず。

ちなみに前回「和の写真コンテスト」の応募総数は1884点、今回「ペットのいる生活」の応募総数は1737点、やや減少しています。「和の写真」のほうがテーマとしては自由度が高いということなのでしょう。

さらにさかのぼると第3回写真コンテスト「インテリア」は応募総数409点です。これはテーマ的にやや難易度が高かったとみるべきでしょう。クリエイター数も結構違うとは思いますが、それにしても第3回→第4回の間に大きな開きがあります。

第2回のテーマは「人物のポーズ写真」のようですが、なぜか応募総数に関する情報が見当たりません。第1回のテーマは「壮大な自然」で、扱いやすいテーマであることもあってか、応募総数4090点でかえって多かったんですね。

次回コンテストが参加しやすいテーマだといいなあ。