写真AC/植物雑記:No.008 セイタカアワダチソウ
写真AC/植物雑記:No.008 セイタカアワダチソウ
かつては侵略的外来種として悪名を馳せたセイタカアワダチソウですが、侵入当初こそ猛威を振るうものの、年月が経つと一度圧倒したはずのススキにリベンジを食らうというのが面白いところです。
セイタカアワダチソウにはアレロパシー(周囲の植物の成長を阻害する化学物質を分泌するといった能力)があるため、一時的に猛烈な広がり方をするのですが、あまりにも独占的な状況になると自分自身の種子にまでアレロパシーの影響が出てしまい、発芽しなくなってしまうのだそうです。その状況でも、ススキなどの植物は成長こそ抑えられるものの発芽できるため、劣勢からの逆転ができるわけです。セイタカアワダチソウが増えすぎるがゆえの自爆ということなんですね。
北米では、ススキが逆に侵略的外来種と化している状況だそうで、競合すると最終的に勝つのはススキであるわけですから、日本より状況は悪いのかもしれませんね。
本記事で紹介している写真にマルハナバチが写っていますが、セイタカアワダチソウの仲間から採れるハチミツは、ゴールデンロッドハニーというそうで、ニオイはやや個性があるものの美味しいのだとか。たぶん好みが分かれますね。ちょっと試しに買ってみようかな。
というわけで何となくAmazonアフィリエイトを始めてみる。いやさすがに売れないと思ってますけどね。何事も練習してみなくては、みたいな感じで。
ちなみにマルハナバチが採取した蜜は、ミツバチと比べて薄い感じになるらしく、人間が食べるには適さない模様。そういう意味では下の写真ははちみつやミツバチの紹介としては不適当ということになりますが、まあ雰囲気が出ていればいいと思うんです!