札幌ぼっち飯:分類/咖:Rojiura Curry SAMURAI.西野店(西区)
現在のホームグラウンドである札幌で、ふらりと立ち寄ったお店の紹介みたいな感じの記事を書いてみます。今回訪問したのは西区西野1条9丁目に位置するスープカレーの人気店、Rojiura Curry SAMURAI.西野店です。総本店は平岸なのですが、関東にも系列店がありますので、関東でもほぼ同じ味を楽しめるかと思います。
この飲食紀行では、個人ないし家族的な単店経営や多店経営でもローカルなお店を優先してターゲットにしていきたいのですが、たまに幅広くやっているところも記事にしてしまいます。
【アクセス】
地図上は以下の通りです。地下鉄宮の沢駅から徒歩10分程度なので、方角は違いますが同じくスープカレー店である曼荼羅と同じような感覚で行くことができます。方向性が違うスープカレーなので、食べ比べてみるのも一興です。
【店舗入口付近】
【店内】
人気店かつやや早めの時間でしたので混雑していました。カウンター席とテーブル席のほか、なんと小上がり席があります。スープカレー店としては珍しい気がします。他の用途の店舗を改装したのかもしれません。内装そのものはざっくりいえばカフェのような雰囲気で、ビンテージ感を好む方にはピッタリだと思います。
※この写真は人がいないタイミングを見計らって撮影したもので、すぐに席が埋まっていきます。
【スープカレー】
今回は店舗で人気ランキングNo.1のメニュー「チキンと一日分の野菜20品目」を注文してみました。トッピングの種類が豊富過ぎるほど豊富なのでテンプレート的なメニューがあるみたいですね。スープはレギュラー、辛さは辛めで。
スープの種類はレギュラー、マイルド、ココナッツ、マイルドココナッツ、西野店限定濃厚トマトスープがあるようです。次があれば店限定のトマトスープかな。
さて、注文の品が出てきましたが、スープがほぼ見えません。
凄い野菜盛り沢山なのですが、変わり種としてキクラゲなんかも入っています。野菜はさすがの美味しさ。最近野菜が美味しく感じるなあ。スープに関してはスープカレーとしては粘度が高いように感じられました。筆者がイメージする札幌のスープカレーは、どちらかといえば曼荼羅のオリジナルカレーのように透明感がありサラサラしたものでした。比較してみると同じスープカレーとはいえ方向性の違いが感じられます。
野菜が豊富なためか、甘口に感じました。粘り気もありますが、曼荼羅のすっきりしたカレーとは好対照で、後味が残るように思います。好みの問題もありますが、こういう粘り気が強いドロドロ系のスープは、相対的にレアな存在だと思いますのでこの辺りが人気の源泉なのかもしれません。
チキンに関しては皮の硬さをパリパリとやわらかから選択できます。今回はパリパリにしてみました。トッピングにもよりますが、チキンは主役みたいなものですからここで選択肢があるのも気が利いていますね。
【ライス】
ライスは純粋な白米ではなく玄米も混じっているようです。またやや硬めに仕上げられています。やはりスープカレーには、こんな感じのライスが合います。今回は食べ方が良くなかったのか、最後、スープ不足になってしまいましたが。
【総評】
さすが人気店だけあって美味しいですが、個性が強いスープカレーなので、好みはある程度分かれそうです。特にドロドロ感をどう評価するか。スープカレーは野菜を食べるために食べているんだという野菜原理主義者にオススメですね。まあ特におススメしなくても客が集まる人気店なんですが。そういう意味では美味しいのに空いているお店をこそ記事にしたいものです。