札幌ぼっち飯：分類／肉：中国料理布袋（本店）（中央区）

現在のホームグラウンドである札幌で、ふらりと立ち寄ったお店の紹介みたいな感じの記事を書いてみます。今回訪問したのは中国料理布袋。札幌の大衆中華料理店としては指折りの有名店です。以前から一度行ってみたかったけど、だいたい混雑しているので見送ること数回。ついにカウンター席が空いている状況に遭遇、布袋で名物料理を食べることに成功しました。

【アクセス】

地図上は以下の通りです。地下鉄東西線西11丁目駅、札幌市電の西8丁目駅、中央区役所前駅、いずれも徒歩3分程度の距離です。札幌市交通の要衝でもある大通駅からでも歩いて10分程度でしょうから、非常にアクセスは良いですね。それで美味いと評判が良ければそりゃあ混雑するってもんです。

【店舗入口付近】

店舗付近はこんな感じ。年季を感じる店構えですが、開店は1998年。20年前というのは意外と最近にすら思えます。

【店内】

入店して右にカウンター席、左にテーブル席、さらにテーブル席のみの部屋が左の奥にあります。カウンター席すらほぼ空いていないですが、テーブル席はいつ見ても賑わっているイメージがあります。この日も注文した料理が出てくる前に残るカウンター席も埋まってしまい、満席と化してしまいました。すんなり座れたのはラッキーでした。あとは2階が宴会場みたいになっているようなのですが、未確認です。

最近入店した店の中でも、厨房はとりわけ活気にあふれています。注文を巡ってあれやこれやと話が聞こえてくるのは結構好き。また店内には正規のメニュー以外にも幾つかサイドメニュー的なものの張り紙が出ています。布袋はテイクアウトできるのでサイドメニューも魅力的ですよ。

【ザンギ定食B】

布袋の名物と言えば何はともあれザンギです。唐揚げとの区別で「きのこたけのこ」に匹敵する論争を引き起こすあの北海道名物ザンギです。

早速ザンギ定食を頼みますが、ザンギ7個のザンギ定食Aとザンギ4個＋ミニ麻婆豆腐が付いてくるザンギ定食Bで少し迷う。せっかくだから麻婆豆腐も食べたいぞ、とザンギ定食Bにしました。（追記：ザンギ定食Aは920円、ザンギ定食Bは910円）

じゃじゃーん。

出ましたザンギ定食。ザンギ、麻婆豆腐、ライス、味噌汁、サラダにたくあん。卓上にはザンギのタレが置かれており、油淋鶏風にして食べることもできます。しかし今回は敢えてタレは使わずザンギの味わいをダイレクトに楽しみます。衣はカリカリ。衣の中から現れる鶏肉はまさにジューシー。程よい肉汁が旨味を感じさせます。できたてアツアツのザンギが旨くないはずはないのですが、まあやっぱり人気があるだけありますよね。そうそう「こういうのでいいんだよこういうので」って感じ。

そして麻婆豆腐はいかにも大衆中華料理屋らしい味わい。こっちもこういうのでいいんだよ、こういうので。辛さはあるけれど辛すぎず、味噌の風味が生きている麻婆豆腐でいいんだよ。まあ本格的な四川風麻婆豆腐も好きだけど。

サラダは下にモヤシが隠れています。温度は冷たくはなく温め。ライス、味噌汁、たくあんには特筆すべきことはなし。

【総評】

ザンギはやはり美味しいです。なお、ザンギ以外にもマーボー麺も人気であり、今回食べた麻婆豆腐の感じからしてもたぶん美味しいはず。サイドメニューの数々も気になるし、また機会を見つけて他のメニューも食べてみたいですね。その時にはザンギはテイクアウトしようかな。肉まんとかもテイクアウトしてみたい。

札幌有数のザンギの名店、中国料理布袋の紹介でした。ここも必ず再訪したい。