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旅行:2018年関東甲信温泉旅行(1.初日~二日目朝まで)

旅行:2018年関東甲信温泉旅行(1.初日~二日目朝まで)

ごく最近の旅行の話です。「関東甲信」と銘打ちましたが、ざっくりと経由地を書くと羽田空港(東京)→草津温泉(群馬)→嬬恋村(群馬)→山ノ内町(長野)→ビーナスライン(長野)→上諏訪温泉(長野)→精進湖(山梨)→山中湖(山梨)→道志渓谷(山梨)→高尾駅(東京)という道のりで、新潟を通過しなかったので「甲信越」にしていないのでした。

 

1.旅行の目的とお目当て

これも表題通りですが温泉巡りです。とはいえひとつの温泉地でいくつもの温泉を巡るまではせず、温泉地自体をいくつか巡るような旅行になりました。まずは日本有数の有名温泉地である草津温泉、特に湯畑はフォトジェニックな要素もあると思われますし、最優先目標でした。その後のルートは明確には定めておらず、次の目標が二日目の宿泊地である上諏訪温泉で、ここでは諏訪湖が主な被写体。その後のルートも結局当日決定という適当な感じの旅行でしたが、そういう旅行もいいと思うんです。

 

2.羽田空港から草津温泉

まずJRで移動し、途中で同行者に車で拾ってもらい草津温泉を目指しました。想像より東京からのアクセスは簡単じゃないのですね。到着時点ですでに周囲は暗くなり始めていましたので、まずはホテルにチェックイン。温泉街からは少しばかり離れた位置にある「草津温泉ホテルヴィレッジ」です。

雰囲気としてはいかにもファミリー向けという雰囲気のホテルで、温泉街の中心からはそこそこ離れており、湯畑までおよそ1kmの距離。温泉街まで送迎バスが出ているのでそれを利用してもいいですし、15分もあれば歩いてもたどり着けます。

ホテルの設備は妙に充実しており、卓球台があるのは当然としてアーチェリー場やビリヤード設備やボウリング設備さえもあるようです。たとえファミリーでも普通は卓球台以外はなかなか使わないような気がします。さらに少し離れたところにログハウス群があるのですが、そちらもホテルヴィレッジで管理しているようですね。

外出前に食事にしましたが、典型的なバイキングです。幅広く色々なものが食べられてホテルのバイキングとしては及第点じゃないかと思います。まあ寿司というかシャリが極小サイズで驚いたりもしましたが、食べ放題として考えるとシャリが小さいのは良心的と言えなくもないのかな。唐揚げ(フリッター)なんか好みの味で、結構な数を食べてしまいました。

 

食事後に徒歩で湯畑へ移動しました。温泉街まで微妙に距離があるので、遠くにいるとひと気がない印象です。だんだん温泉街に近付くに連れてひと気が増え、湯畑周辺になると急激に観光客が増える感じ。温泉街の北東方向から近付くと、水流の音と硫黄臭が先に来てほどなく「湯滝」に遭遇します。夜間はライトアップされているので昼間とは雰囲気が違いますよ。

莫大な量の温泉が流れ続けている様は圧巻ですね。湯滝に続く「湯桶」や、足湯含めて周辺は見所です。筆者が訪問した名湯に道後温泉があるのですが、道後温泉と比べると草津温泉の方が湯畑がある分ダイナミックに感じます。道後温泉には有名な本館がありますのでどちらが良いというものではないですが、どっちの温泉にも長期滞在してみたいものです。さて、夜の湯畑の風景を何枚か。

夜間撮影だと物凄い秘境の秘湯みたいな雰囲気ですね。人物や構造物が写らないように撮影したため、空が写らず洞窟の中みたいな切り取り方になりました。

湯畑のすぐ近くに光泉寺というお寺があり、お寺の前に長い階段があるのですが、そこではクリアカップに入れられたキャンドルが所狭しと並んでいます。季節や天気により開催されていない日もあるようですが、ロマンチックな風景ですね。その後湯畑を後にして西の河原通りを経由、大きく遠回りしてホテルまで戻りました。そしてここでようやく温泉に入ります。

ホテルでは大浴場と露天風呂が利用できます。本当は更に「テルメテルメ」という温泉やプールを備えた施設があるのですが、利用時間が短いため今回は見送り。せっかく草津温泉に来たわりには温泉をフル活用していないという……。まあ大浴場でもやっぱり温泉は良かったですね。露天風呂は広めの浴槽と四人ぐらいでいっぱいになる小さめの浴槽がありました。天気が良ければ星が見えたのかなあ。

翌日の朝食は、またしてもバイキング。夕食の時には書き忘れましたが、実はバイキング会場は二箇所から選択できます。メニューは共通したものが多いのですが、一部どちらかの会場でしか食べられないものがあったようです。もしかすると夕食よりも朝食バイキングのほうが満足度が高いかも。付け加えるなら夕食時ではなく朝食時に選択した会場のほうが、雰囲気が良かったかもしれません。朝夕で使い分けしたほうが比較ができていいと思います。

 

3.朝の湯畑に向かうはずが、痛恨のミス、そして。

日中の湯畑も写真に収めておきたかったので朝食後早めに行動を開始しました。しかしここで痛恨のトラブル。バスを待たずに徒歩で移動を開始したのですが、道を間違えてしまいます。かなり豪快に。

この品木ダムに到達しかねないところまで歩いてきていました。あのまま坂を下っていたらここまでたどり着いていたんだろうな……。推定一時間近いタイムロスが発生してしまいましたが、いい運動になりましたと強がるしかない

その後気を取り直して湯畑へ。ササっと写真を撮影したり「本家ちちや」さんで温泉まんじゅうを購入したりします。失敗のツケですが、じっくり見ている時間はありませんでした。

そんな中で撮影した一枚。今回の草津温泉における撮影ではベストショットかも。湯けむりと日差しが良い感じに撮れました。もう少し青空が広いとなお良かった。

他にも何枚か紹介しますが、あまり湯けむり感はなく、流れる液体がすべて温泉であるという凄さが直観的には伝わりにくいですね。実地ではいかにも温泉らしい硫黄の臭いが立ち込めているわけですが、色合いもあるのでしょうが、写真ではやや爽やかに見えてしまっています。昼の草津温泉と夜の草津温泉、どちらがお好みでしょうか。

湯畑はいいですね。

タイムロスを取り戻すべく草津温泉を後にして名所のひとつである「湯釜」に向かいたかったのですが、ここで迂回を余儀なくされます事前に分かっていたことではあるのですが、非常に残念。詳しくは次の記事で紹介させて頂きます。