札幌ぼっち飯：分類／酒：BARやまざき（中央区）

現在のホームグラウンドである札幌で、ふらりと立ち寄ったお店の紹介みたいな感じの記事を書いてみます。今回訪問したのはBARやまざき（中央区）。札幌はもちろん全国的にも老舗と言える有名バーです。いずれは行きたいなあと思いつつ、結局行かないままで心残りができてしまった名店です。

【アクセス】

地図上は以下の通りです。雑居ビルの4階にあります。

【店舗入口付近】

店舗付近はこんな感じ。自動ドアなのは何だか意外。

【店内】

店の内装は、筆者が何となくバーというものに思い描いているそれに近いです。店内の雰囲気は決して堅苦しくなく、気楽に話ができる感じ。レジェンド的な老舗バーであるものの、むしろバー初心者こそ使いやすいかもしれません。

このお店をレジェンド的存在たらしめていたのは、国内最高齢バーテンダーとして知られていた山﨑達郎さんです。残念ながら2016年11月に96歳で亡くなられていますが、90代でも実際にお店に立たれていたようで、そのつもりさえあれば実際にお会いすることも可能だったわけですね。

【ジントニック】

基本の一杯。居酒屋で雑に飲むものよりは味が濃い感じ。

【サイドカー】

爽やかな味わいで飲みやすく非常に良かったです。これは他人に勧めやすい。良いブランデー使ってるみたいですね。

【サッポロ】

バーやまざきオリジナルカクテルの代表格。注文した時、やや強めということでお水を勧められました。甘めのカクテルですが確かにやや強めの様子。せっかくバーやまざきに来たからには、試してみるべきだと思います。

【金柑ジントニック】

バーテンダーにオススメを聞いた結果、少し変わったものを出してもらうことになりました。時季のオススメが「金柑」ということで、金柑入りのジントニック（たしか「ジントニック」だったはず）でした。

これは非常に爽快感があってまた飲みたいぐらい良かったです。キンカンは皮ごと食べられるということで、飲んでよし食べてまたよし。 メニュー表には載っていなかったと思いますが、おそらく冬の間はいつでも飲めるんじゃないかと。これも勧めやすいカクテルですね。

【ぼっち度】

ぼっち度は【★★★】としました。この店は一人で来ても集団で来ても問題なさそうな雰囲気があります。カウンター席だけではないので場合によっては賑やかになっていることもあると思います。

【総評】 

名立たる老舗ではありますが、実は使いやすい雰囲気のバーです。逆に本格的なバーを好む方には肩透かし感があるかもしれません。バーを使ったことがないような層にこそお勧めできる名店ですね。

バーテンダーもそこまで干渉してこないので、個人的にはちょうどいい。寛いだ気持ちでゆったりカクテルを楽しめる、良い場所だと思います。