写真AC雑記帳

写真ACのあれこれを書く予定

写真AC:2018年末、最近ヒットした写真

筆者の場合、ごくたまにしかヒット作が作れないのですが、期待していた一枚が順調にダウンロード数を伸ばしています。下の草津温泉湯畑を撮影した作品です。筆者の写真の中では、ダウンロード数ベストテン入りも見えてきています。どこがよかったのか、少し考えてみたいと思います。

 

1.一日複数回ダウンロードされる。

この作品はなぜか一日二回ダウンロードされるケースが多いです。筆者の作品は目立たないせいか、一作品一日一回だけダウンロードされることが大半です。ごくたまに二回以上ダウンロードされる場合もありますが、かなり低い確率です。複数回ダウンロードされるからには、この写真が目立つ特別な理由があるはず。

 

2.人気順一位の強み。

この写真、キーワード「草津温泉」で検索すると人気順一位に表示されます。最初からそうだったわけではないはずですが、人気順上位の地位を得たことで、ますますダウンロードされやすくなっているのでしょう。草津温泉の写真は現在264枚で、ニッチなジャンルを抑えることに成功しつつあるのかもしれません。

そもそも人気順一位を得られた理由があるとするなら、たまたまこの写真が良く撮れた作品だからということになるでしょうか。構図はともかく、湯煙の具合は偶然的なものですので。

 

3.マイナージャンル発掘の難しさ

草津温泉自体はメジャーな観光地であるわけですが、写真ACでの登録素材数はさほど多くありませんでした。そしてある程度の需要があるためプチヒットしたと考えることができます。これまでヒットしてきた作品も、除雪車両やタイヤチェーンなどニッチな素材で人気順ソートでそこそこの位置を占めるものが多くあります。逆にニッチなものでも「抹茶ラテ」の写真なんかは投稿当初こそダウンロードされましたが、そのあとが続かなかった印象です。ニッチなジャンルでも需要がなければヒット作にはならないと言えそうです。

ニッチなジャンルだけど需要があるというのは言葉の矛盾にも思えますが、そもそもの素材準備が難しいジャンルではあり得ることです。 

たとえば「水中」なんかは意外と素材数が多くて既に8,000オーバー。ニッチとはいいがたい状況です。かえって「ドローン」なんかは2,000件に満たないので空撮ジャンルには可能性が残されているようにも思えます。ただしドローンに投資する金額を回収できるかといえば、そのハードルは高いかもしれません。趣味でドローンを所持しているのであれば取り組んでみるのも良さそうです。

個人的に従来注目していたのは「オカルト」や「怖い話」といったキーワード。意外と数が少ないのでいい感じの素材を用意できれば夏場にヒットしそうなんですが。これがキーワード「恐怖」なんかになるとヒットする素材数がグンと増えて厳しそうな感じになります。オカルト系まとめブログなどで使われることを前提にしたキーワード設定の妙も問われますね。

 

まずは何よりクオリティが高い素材を用意すること、そしてタグ設定を工夫して目立つこと、これを両立してヒット作の排出を目指したいものです。