札幌ぼっち飯:分類/咖:メディスンマン(中央区)
現在のホームグラウンドである札幌で、ふらりと立ち寄ったお店の紹介みたいな感じの記事を書いてみます。今回訪問したのは「メディスンマン」です。スープカレーの人気店として結構有名な存在です。うん、評判が良いだけのことはありましたね。
【アクセス】
地図上は以下の通りです。公共交通機関の利用はやや難しい立地。しかも駐車場もほぼなく、少し離れたところにある様子。アクセス面ではお世辞にもいいとはいえない場所にあります。
【店舗入口付近】
店舗付近はこんな感じ。看板こそ派手な色合いですが、細い通りに入らなければならないのでやや見つけにくいかも。
【店内】
入ってすぐにカウンター席があり、奥にテーブル席。意外と広い。
【チキンスープ HOT1 1,160円+50円=1,210円】
お値段はスープカレーとしては標準的な価格帯だと思います。ライスにレモンが付いてきたところにちょっとビックリ。
さて、食べ始める前の時点で、スープの量が結構多めであることが分かります。存分にスープを楽しめるところがまず良いですね。スープそのものはサラサラ系で出汁の旨味が際立つタイプ。これまで食べてきた中ではマジックスパイスのカレーに近い。そしてさりげなく酸味が効いている。ここのスープカレーの特徴として、ライスにレモンが付いてくるのと、オススメトッピングのひとつがライムであり、酸味がひとつの鍵であることがうかがえます。レモンを使用した状態だと、スープの味わいに続いて爽やかな柑橘系の酸味が、後味を引き締める感じになります。筆者的にはかなりポイントが高い楽しみ方ができました。
具に関しては、野菜はこれがすごいというほどの印象まではないです。チキンは普通に美味しいです。パリッとした仕上がりが良い方向に働いていると思います。
【ぼっち度】
ぼっち度は【★★★★★】です。テーブル席が店の奥にあり完全に分離されているのはぼっち飯評価度を高める要因になりました。接客も不安なし不満なし。
【総評】
満足度が高い一杯。スープの量が十分で、ライスが余るということはなく、心行くまでスープを楽しむことができます。スープ単体をしっかり味わえることも評価を高める要因として大きいように思います。
やや古いタイプのクラシカルなスープカレーとして位置づけできそうです。メディスンマンという名も「薬膳」を踏まえているのかな。極端に甘いわけではなく、わかりやすい旨味があり、人に勧めやすいスープカレーではないでしょうか。
スープカレーを食べ続けて思うことのひとつに、出汁が効いているスープカレーほど、カレー感がないように感じられます。スパイス感が出てこないというか、スパイス感が強いと出汁が隠れるのか。筆者的には出汁もいいけど出汁一辺倒の味覚というのもつまらないと思っているので、バリエーションが豊富であることが重要です。