写真AC雑記帳

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札幌ぼっち飯:分類/酒:紫檀 手打ち蕎麦と焼鳥(西区)(2回目)

現在のホームグラウンドである札幌で、ふらりと立ち寄ったお店の紹介みたいな感じの記事を書いてみます。今回記事にするのは西区宮の沢にある「紫檀 手打ち蕎麦と焼鳥」です。 

以前一度記事にしていますが、そのあとも何度か立ち寄っています。地下鉄宮の沢駅の周辺には飲食店が少ないのですが、母数が少ない中でも特筆すべき光るものがある蕎麦屋さんだと思っています。表題の「二回目」は訪問回数ではなく記事にするのが二回目という感じです。これから記事にする料理は一度の訪問で全部食べたのではなく、複数回の訪問で積み重ねたものになりますね。

 

再訪記事なので【アクセス】と【店舗入口付近】は省略します。

 

【店内】

平均して以前より賑わっているような気がします。天気の悪い日なんかは空いていることが多いので、大人気店というほどではないかな。

 

日本酒・花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒/日本酒度+1】 

すごく人気があるらしい花陽浴です。かなり入手が難しいとか。個人的には辛口を好むのですが、フルーティーな日本酒というのも別カテゴリ的に美味しい。

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【たけのこ炙り】

見た目の迫力がなかなかのもの。基本的にこのお店、常設的なメニューは蕎麦味噌など蕎麦絡みの品と焼き鳥ぐらいで、その日によってメニューが違います。毎日全部違うということもないでしょうが、月二回ぐらいのペースだと毎度ラインナップが違い、そういう意味でも飽きないお店です。

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【行者ニンニク醤油漬け】

行者ニンニク醤油漬けです。うーん、良いものでした。お酒が進みました。また食べたいなあ……。しかしそういうものはやはり次回訪問では残っていない。

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【塩雲丹】

こんなの美味しいに決まってますが、たまたま手に入った食材みたいなので、もう食べられる機会はないかもしれない。そういうところがまた楽しい。

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【かすべほっぺの揚げだし】

かすべほっぺ。食材としてはやや珍しい部類のものですよね。独特の食感で美味かったなあ。しかしやはりレア食材ということで、次に食べる機会はないかもしれない。食の一期一会です。

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【とうもろこしのかきあげ】

比較的最近(5月中旬)食べましたが、たかが「とうもろこしのかきあげ」に過ぎないのですが甘みが素晴らしい。鹿児島産の新物なのだそうですが、やはりそういうものは美味しいですねえ。ちょっと食べにくいけど、それを補ってあまりある美味しさ。これも時期のものだからいつでも食べられるというわけにはいかないですね。

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【大和芋のとろろそば】

ある日のシメに食べたとろろそば。とろろの粘り気が尋常ではありません。混ぜる時の手応えが違う。足りないところがない満足いくとろろそば。とろろには卵も入っており下の写真は混ぜた後。

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とろろに箸を潜らせると、とろろの塊がそのまま持ち上がる粘性です。すごい。ここの蕎麦は安定して美味しいですが、この組み合わせは蕎麦の良さを味わう方法のひとつですね。暑い夏に、勢い良く啜りたい。

 

【ぼっち度】 

ぼっち度は【★★★】です。一時期より繁盛しているので星を減らしました。

 

【総評】

前回の記事でもちょこっと書いていますが、日本酒の品揃えは少数ながら非常に良いと思います。メニューに出ているのはだいたい六種類なのですが、どれかひとつは満足のいくものに巡り合えるのではないでしょうか。

全体的にお値段設定がやや強気なのですが、個人的にはそれでも満足いくクオリティがあります。たとえば本文中にも書いていますが大和芋のとろろそば。とろろの粘り気の強さがたまらない。とても分かりやすい美味しさで、人にお勧めしやすいです。

そして何より行くたびに発見があって、常に新しい体験を味わうことができる、そこが最大の魅力かもしれません。今回紹介した料理はほぼすべて、次回の訪問では食べられなかった一度きりのものなのです。個人的には、とても良いお店だと思います。