写真AC雑記帳

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雑記/ゲーム/アニメ/競馬:宝塚記念懐古など

雑記/ゲーム/アニメ/競馬:宝塚記念懐古など

 

1.今さらですが宝塚記念。 

今年の宝塚記念はミッキーロケットが勝ちましたね。今回はメンバー的に冴えない印象があり、競馬の歴史を楽しむという観点から軽視していたのですが甘かった。ミッキーロケットの鞍上、和田竜二ジョッキーじゃあないですか。

五月中旬、名馬テイエムオペラオーが死亡したというニュースがありました。競馬通の方々ならご存知でしょうが、和田ジョッキーはまだまだ若手の時期にオペラオーと巡り合い、短期間のうちにこのコンビでG1レース7勝を記録しました。そしてそれ以降中央競馬でのG1勝ちはなかったわけです。その期間、実に17年。

和田ジョッキーが全然乗れないヘボ騎手であるというわけではなく、騎乗技術はかなり高いほうだと思います。オペラオー以外の競走馬でのG1レース2着7回記録をしているようなのですが、以下のメンツ全て人気以上の着順を得ています。

モズカッチャンは強かった。ワンダーアキュートもそれなりに強かった。このほかの主な騎乗馬でG1に手が届き得たのはナムラクレセントあたりかな。この馬質ではG1を勝てなくても仕方ないと思います。

そんな和田ジョッキーが17年の月日を経て遂に遂にG1、それも宝塚記念を制したのですから、この間の福永祐一ダービー初制覇に匹敵するぐらいの感慨です。個人的には今回のほうがロマンを感じています。オペラオーが死亡してまもなくのG1で、オペラオーで負けた宝塚記念を勝利したのですから。こういうドラマがあるから競馬から足を洗えないんだなあ。

 

2.ウイニングポスト8(2016)の雑記。 

ステイゴールドの子孫連中と某ウマ娘のおかげで、競馬熱が再発中です。そしてたまにやりたくなるウイニングポスト。手元にある最新版(2016)を久々にプレイ。データ引き継ぎによる金満プレイで、ステイゴールド誕生まで来ました。

スズパレードが中距離で無敵化したり、サクラユタカオーが全然勝てなかったり、ダイタクヘリオスが最強マイラー化したりしています。なるべく短命の名馬を所有して競馬史のIFを楽しむ方針。この時点で、サクラスターオー、カリブソング、ライスシャワーホクトベガあたり。他にもサンデーサイレンスを所有せず、イージーゴアを選択したりなんかしています。この先は当然サイレンススズカエルコンドルパサーも所有対象ですねえ。95年生まれの98年クラシック世代は、金札の名馬はもちろん、銀札さらには銅札でもキングヘイローは持ちたいですね。10頭に絞るのがツライ。

系統確立はあんまり頑張らない方針ですが、ノーザンテーストは確立しそう。難易度はノーマルですが、センリョウヤクシャが短距離路線のエース化して殿堂入りしたりしています。

自己保有種牡馬では、ニホンピロウイナーが大活躍中。数年間続けてリーディングサイアーに輝いています。ここからもうじきサンデーサイレンスが怒涛の快進撃を始めるわけですが、ニホンピロウイナーも、芝短距離からダート中距離までトップクラスの架空馬を量産しているのでいい勝負しそう。

BCスプリントBCターフスプリントBCマイルBCダートマイルBCディスタフBCクラシックを勝ち負けできるほどニホンピロウイナー産駒が揃っています。

やや牝馬が多いので、後継種牡馬数が揃うには時間が掛かるかも。長距離系の後継馬はさすがにまだ出ていませんが、メガスターダムみたいなヤツが出てきてほしいな。ヤマニンゼファー秋の天皇賞(2,000m)は勝利したので、子孫で宝塚記念(2,200m)も取りたいものです。

 

3.ウマ娘が本当に面白くて困った

なんでこんなに面白いのかよ。

まあ、だいたい史実リスペクトがしっかりしているからだね。終わるのが惜しいという感じはあまりなくて、スペシャルウィークサイレンススズカを主軸としたストーリーとしては十分にやりきっていると思います。細かいネタについては史実ありきなんだけれど分からなくてもシンプルにスポ根アニメとして楽しめるはず。

牡馬の女体化というハードルを越えられれば、ですが。別の記事でも書きましたがこの擬人化を受け入れるハードルは相当高いと思います。たとえば艦これは、兵器擬人化の源流があってこその擬人化だし、女体化する根拠(艦船を女性とみなす土壌)も無くはないわけです。まあ歴史上の人物の擬人化(女体化)が繁栄している時代に抵抗も何もないのではないかという考えもありえますが、真実性はさておき上杉謙信女性説なんてものが存在していたわけで、まったく前例のないものではないのです。神話ですがヤマトタケルの女装の逸話であるとかもあるわけです。

動物を擬人化して女体化する作品として、直前に「けものフレンズ」がありましたが、これは種の擬人化であり特定個体の擬人化ではないためか抵抗感は小さかったように思います。(オスの特徴を持つフレンズにも一応の理由付けがある)

ウマ娘はやはり特定個体の女体化という部分がなんともいえない抵抗感を醸成しているのだと思います。スペシャルウィークが女の子だし、この世界観ならゼンノエルシドも女の子になるわけですよねえ。うん、違和感。

数多の名馬が女体化している理不尽について、アニメの作中ではほとんど何の説明もないといってよいです。転生の一種っぽいことがなんとなくわかるくらい。それでも見ているうちに何となく受け入れてしまう辺りは、作品の出来の良さで補正を受けていると思います。

スペシャルウィークの実に主人公な成長曲線、サイレンススズカの栄光と挫折などなどいくらも見所がありますが、このアニメを見ていて良かったと思った瞬間のひとつが、スペシャルウィークVSグラスワンダー宝塚記念グラスワンダーが若干病んでる風な味付けをされていたのは置いておき、アニメ中のレースの描き方がとてもいい。

アニメ視聴後、某動画サイトで実際のレースの映像とJRAのCMの映像を繰り返し見てしまいました。実際のレースはテレビの前で観戦したはずですが、あの時のグラスワンダーの走りは本当に圧巻でした。やっぱり強いのは強い。

筆者は当時からセイウンスカイ推しなので、特にどちらかを応援する目線では見ていませんでしたが、勝ち馬は強いとしか言いようがなかったですね。

これ、他の記事でも書きましたが、アニメの皐月賞ゴール直前のセイウンスカイはいい表情してます。やっぱりいいものはいい。よかった。