写真AC雑記帳

写真ACのあれこれを書く予定

札幌ぼっち飯:分類/パ:でぶぱん(北区)

現在のホームグラウンドである札幌で、ふらりと立ち寄ったお店の紹介みたいな感じの記事を書いてみます。今回は北区のコッペパン専門店でぶぱん。愛嬌あるネーミングのインパクと、実際に規格外の巨大コッペパンで話題のお店です。でぷぱん自体は一店舗しかないみたいですが、実は運営会社は他の飲食業を展開しており、宅配寿司「銀のさら」の一部店舗なんかも経営しているようです。さらに仕掛け人としてパン屋の開業支援をしているジャパンベーカリーマーケティングという会社が絡んでる様子。開業時から話題ではあったと思いますが、テレビ番組「ガイアの夜明け」で取り上げられ更に知名度が上がったように思います。まあ、筆者は該当の番組は見てないんですけどね。

f:id:daphniaP:20181107073418j:plain

 

【アクセス】

地図上は以下の通りです。麻生のシンボル五叉路に位置しています。地下鉄麻生駅から徒歩2分。麻生は意外(?)と飲食店が充実しています。駐車場はあるらしいけど直感的に分かるような場所に見当たらず、車だとかえって苦労するかも。

 

【店舗入口付近】

店舗付近はこんな感じ。店舗の内外に行列ができます。流石に一時期と比べて落ち着いてきたようで、そんなに待たなくても大丈夫になったようですね。まあコッペパン専門店という名乗りですが、ちょっと風変わりなファーストフード店と思ったほうがいいかもしれません。

f:id:daphniaP:20181107073703j:plain

 

【店内】

客が利用できるスペースは極めて狭く、3~4人で満員になる程度。テイクアウトの専門店なので、注文する客とできあがりを待つ客だけが店内にいて、あとは外で行列を作るという仕組みになっています。ただ、冬場だと屋外で待つのが厳しい場合もあるでしょうから、でぶぱんとして考慮しているのか気になる。注文を受けた商品をその場で作るシステムと、手狭な店舗の兼ね合いが、札幌のような寒冷地とはいささか相性が悪いような気がしますよ。

f:id:daphniaP:20181107073857j:plain

ここだけ見るとアイスクリーム屋かなにかみたいですね。目の前で作っているところを見ることができます。メニューは、惣菜パン的な存在でやや高めの価格設定である「おかずコッペ」と、菓子パン的な存在でやや安めの価格設定で「おかしコッペ」に分かれています。それぞれ一品ずつ頼んでみました。

 

【焼きチーズカレー】

期間限定商品です。まず「コッペパン」ですが、学校給食に出てくるようなコッペパンをイメージしていると全くの別物です。白くてふわふわしていて意外と軽いヤマザキ製パンのふんわりシリーズに近いものです。食べてもパンとしての自己主張はあんまりなく、惣菜を食べるための土台のような印象ですね。

さて、焼きチーズカレーですが、まあ惣菜パンとして普通に美味しいレベル。恐ろしいのは、デカいし高カロリーなんだろうけどアッサリ食べられてしまったこと。しっとりしていて特に水分が欲しくならない食べ心地なのは、地味に結構重要な気がする。口の中が乾燥することはないですね。367円。

f:id:daphniaP:20181107074149j:plain

 

【でぶぱん1号】

名称的にお店のシンボル的な商品なのだと思われます。イチゴジャムを使っているから一号でもあるのでしょう。凄く美味しいというわけでもないけれど、コンビニでお安い菓子パンを買うよりは断然美味しいです。確かにサイズは大きいけれど、大食い専門という感じでもなく、こちらもサックリ食べてしまいました。おそらくカロリーは高いでしょうけどね。この写真だと大きさが伝わりにくいかと思いますが、本当に大きいんですよ、これが。お値段280円。

f:id:daphniaP:20181107074333j:plain

 

【総評】

名前と見た目のインパクトに引きずられる面は否定できませんが、思いがけずパクパク食べられる仕上がりになっています。札幌市在住なら話のネタにお土産的に買っていくのもアリだと思います。問題があるとしたら、どう見てもハイカロリーなのにさらっと食べられてしまうので、摂取カロリーがえらいことになりそうなところ。イチオシ的な商品である「でぶぱんMAX(460円)」ともなると、もはやハンバーガーとトレードオフ的な存在と考えて良いような気がします。

こういうコンセプトがしっかりしたお店は嫌いじゃないですが、この立地で冬場大丈夫なのかとか詰めが甘いところもあるような気がします。まだ新しい店なので、今後どのように展開していくのか見ていきたいですね。