写真AC雑記帳

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札幌ぼっち飯:コンセプト

思い付きで「札幌飲食雑記」シリーズの記事を書き始め、明確なコンセプトを持たずに続けてきました。しかし実際には何の方向性もなかったわけではなく、なんとなくこういう方向に持っていきたいという考えはあったわけです。まあそんな御大層なものではないのですが、これまで書いてきた記事を見直したりなんかして、ここであらためて自分の思いを明記して見直したほうが良いのではないかと考えるようになりました。

手始めにそもそも「札幌飲食雑記」で何を取り扱おうとしていたのか文章に表してみることにします。そして記事のコンセプトを明確化してみます。

 

1.飲食雑記の基本的テーマ

最も基本的なテーマは「飲食した感想を記事に残す」ことです。ここにほんのりと付加されている要素が何であるか見直すことで、なんとなくコンセプトらしきものが見えてくるはずです。

 

2.要素:場所は札幌であること

現在住んでいる地域を舞台とするのでなければ、継続的に飲食店の紹介記事を書くのは難しいと言えるでしょう。継続的に記事を書こうとする限り、自然と場所は限定されてきます。札幌ローカルな情報を提供するというのは、根本的に札幌飲食雑記記事に内在する性質でした。

ただし筆者が東京在住なら東京飲食雑記としたでしょうし、大阪在住なら大阪飲食雑記としたでしょう。たまたま札幌に住んでいるから札幌飲食雑記なのであり、それ以上の必然性はないのです。絶対に外せない要件というわけではありません。

  

3.要素:個人経営か小規模チェーン店であること

大規模チェーン店をレビューしても意味がないということはありませんが、このお店は大丈夫なのかと思ってしまうような無名店を掘り起こすのが理想です。そも当ブログが無名なので掘り起こしてもダメじゃん、という問題が冷凍マグロのように横たわっているものの、そういう方向でやっていきたいという思いがあります。たまたま営業している店舗がなかったとか、二日続けてラーメンは食べたくないとか、そういう事情がなければ、なるべく個人経営レベルの店を使いたいのです。

とはいえ大手チェーンは絶対に外すという断固たる決意があるわけではなく、あとから調べてみたら業態が違う大手チェーン傘下だったなんてこともあるので、これも飲食雑記シリーズの外せない要件というわけではないですね。

 

4.要素:独りで入りやすいお店であること

筆者がリアル充実していないという問題はもちろんあるのですが、自己分析してみるとどうもそれだけではないのです。どういうわけか独りじゃないと写真を撮れない心理が働くのです。お店の撮影許可は得ているのですが、心の中で何となく後ろめたく感じる部分があります。お行儀の良い行為ではありませんし。

しかし写真無しの記事はやはり味気なく、流麗な文章だけで読ませるほどの力量があるわけでもないとなれば、一人で入れるお店じゃないと厳しいのです。ここが当ブログの札幌飲食雑記の核心っぽいのです。

となると、ぼっちやおひとりさま向けの飲食店について情報発信することこそが、札幌飲食雑記シリーズのコンセプトではないか、という結論が見えてきます。

ぼっちの、ぼっちによる、ぼっちのための飲食店紹介記事それこそがこの飲食雑記の立ち位置とするべきもの。さて、そこが明確にできたらどうするか。

……改題です、そして改稿です。札幌飲食雑記を、リライトするのです

 

5.結論:ぼっち飯を愉しむ

「札幌飲食雑記」を「札幌ぼっち飯」に改題します。ほどよく自虐という名のスパイスを効かせたい。そして過去記事の中身もちょっとずつ手を加えていきます。ぼっち目線を可視化するのです。ゆっくり少しずつ変えていきます。

……えっ、ウダウダと書いてるけれど、実際のところ「孤独のグルメごっこがやりたいだけじゃないかって?

かもしれません。独りで静かで豊かなぼっち飯。そういう飯を私は食べたい。

 

6.追記:ぼっち度の追加について

過去記事に【ぼっち度】を追加していきます。ぼっち度は星5段階評価。美味い安いを基準にする指標ではなく、ぼっちにとっての居心地を基準に評価します。

ただし居心地の良さにも色々種類があって、接客が良いから満足度が高い場合、放っておいてくれるから居心地が良い場合、いろいろあります。そのあたりは文章で補足する形になりますね。

ひとつ付け加えれば、すでにぼっち飯をポジティブに楽しめている方にとっては意味を持たない指標と言えます。なかなか独り飯に踏み切れない、独りで暖簾をくぐることに抵抗がある方にこっちの世界へおいでよと手招きする指標なのです。

★    [ぼっち度1]こんな所にいられるか! 俺は自分の部屋に戻るぞ!

★★   [ぼっち度2]ぼっちにはツライお店。傍ら痛し。

★★★  [ぼっち度3]ラーメン屋、カレー屋など、当然に一人で使う店。

★★★★ [ぼっち度4]ぼっちに好ましいお店。ぼっちだから楽しめる店。

★★★★★[ぼっち度5]ぼっち飯に最適なお店。救われてなきゃあダメなんだ。

繰り返しますが、美味いかどうかではなく、ぼっち飯に適しているかどうかが判断基準です。