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札幌ぼっち飯:分類/餃:餃子とジビエ タビビトハンテン.(中央区)

現在のホームグラウンドである札幌で、ふらりと立ち寄ったお店の紹介みたいな感じの記事を書いてみます。今回訪問したのは餃子とジビエ タビビトハンテン.中央区)さんです。餃子とジビエとはいったいどういう組み合わせなんだ……。と思いきや、別にエゾシカ肉餃子とかを提供しているわけではない模様。

  

【アクセス】

地図上は以下の通りです。建物は市電沿いですが、お店の入り口はちょっと分かりにくいかもしれません。

 

【店舗入口付近】

入口付近はこんな感じ。吹雪の中の撮影です。この写真だけでは伝わりにくいかと思いますが、非常に古い建物で「旧藪商事会社ビル(三誠ビル)」と云います。大正十三年(1924年)築ということですから、築百年までもうひと息です。景観資源として「札幌景観資産」に指定されているぐらいで、建物自体ちょっとした見るべき価値があるものになります。

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【店内】

カウンター席、テーブル席に加えて個室もあるようです。むき出しのコンクリート壁やビールケース風の椅子など、空間としては結構好き。

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【餃子は飲み物】

このお店のキャッチフレーズは「餃子は飲み物」らしいですね。そのフレーズにふさわしい一品「茹で餃子」を頂きます。いわゆる水餃子ですが、あえて茹で餃子と呼ぶところに何か拘りがありそう。スープに浸された状態で出てきます。

口に含むと、確かにツルっとした食感ですんなり喉の奥に流し込めます。飲めてしまうなあ。個人的にはスープ系水餃子よりも濃いめのタレにつけて食べるほうが好きですがこちらのほうが流行りなのかな。なにより「餃子は飲み物」というならばこのスープ型水餃子がふさわしいのかもしれない。

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餃子を飲みつつアルコールも呑まないわけにはいかない。クラフトビールを扱っているところも特徴。この時は生ビールの後にクラフトビールを頂戴しました。入荷するビールは毎週ランダムなんだそうですが、この時飲んだものは独特の香りが強く味が濃いものでした。ちょっと存在感がありすぎたかな……。筆者がビールに求めているものは、豊かな味わいよりもサラっと飲めることであるようです。

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【餃子の皮せんべいとエゾシカベーコン】

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餃子の皮せんべい。そのまんまスナック菓子感覚で食べられます。そして店名のジビエの部分を証明するジビエメニューから炙りエゾシカベーコン。ビーフジャーキーみたいな感じですが、これはこれで美味しい。濃厚なクラフトビールには餃子よりもこちらのほうが合うと思います。

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【焼き餃子】

最後に焼き餃子。お酢とコショウの組み合わせで食べるのがおススメされていました。最近この組み合わせ他でもあった気がします。餃子そのものを味わうには良い組みわせかな。餃子にしっかり味が付いている場合は、美味しい食べ方です。

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【ぼっち度】 

ぼっち度は【★★】としました。問題なく一人でも使えますが、特に一人で使いたいと思わせるほどぼっち向けなわけでもありません。店名がタビビトハンテンというぐらいだから、ふらりとやってくる旅人向けのお店だと良かったのですが、どちらかといえば普通にワイワイやるお店だと思います。

  

【総評】 

餃子専門店ではなく居酒屋的なイメージで足を運んだほうが良いですね。ジビエだけに限らずフード類が充実しており、刺身までありました。もちろん餃子を飲むように頂くのも良いと思いますが、ジビエメニューでエゾシカを味わってみるのも一興ではないでしょうかね。ちなみにエゾシカ以外にはヒグマ肉入りチャーハンがあるぐらいで、基本的には実質エゾシカオンリーな感じです。(2019年2月時点)

結構気軽にエゾシカ肉を食べられるお店ではありますね。