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旅行:2018年ひたすら歩く岐阜名古屋の旅(5.二日目名古屋の夜)

また記事の間隔が大きく空いてしまいました。この感じが夏場まで続くかも。

ひたすら歩く岐阜名古屋の旅、関ケ原古戦場をウロウロした後、続いて名古屋へ向かいました。旅の二日目もこれでようやく終わりを迎えます。

 

1.夜の名古屋を歩く。

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関ケ原の時点ですでに日が沈みかけていました。当然名古屋へ着いた時点で、すっかりまっくらです。名古屋駅で降りたのは初めてで土地勘もなく、ひとまずホテルへ向かいますが、思ったより遠い。たぶん疲れも出てきたのだと思いますが、知らないエリアを歩くときは妙に距離を長く感じることがないでしょうか。

ホテルへチェックインしてほっと一息。ちなみに宿泊場所はここ。

名古屋駅からは徒歩15分程度。この程度の距離は個人的には全然許容範囲のはずなんですけどね。

 

2.名古屋飯を食らう。

さて、なにはさておき名古屋飯を食べたかった。ひとくちに名古屋飯といっても「きしめん」「ひつまぶし」「みそかつ」など色々ありますが、今回は名古屋到着後の行動はノープランだったので、とりあえず空いてるお店を調べるところからスタート。ひつまぶしはまだ空港なんかでも食べられるかなと思い、みそかつ優先で探してみたところでヒットしたのが下のお店。 

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こちら「みそかつの店 けんと」と云うそうです。特に名が知られた店というわけではないようですが、夜でも定食が食べられてボッチ飯には好都合。ホテルからはまた15分程度ということで微妙な距離。

注文したのは「みそかつ定食」だったはず。カツはかなり肉厚でいい感じです。みそだれは思いのほかサラサラ系なんですね。みそだれだから美味いというより単純にカツが美味しかったような気がします。そして味噌汁。だいたい味噌汁は好きなのですが赤味噌系で、美味しく頂きました。

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さらに全体的にボリューム感がすごい。筆者はそれなりに食べるほうですが、十分満足できる分量でした。お米も野菜も盛りだくさん。そういえば大盛りなのも名古屋の個性でしたかね。

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3.意外と札幌と似ている?

名古屋と札幌を比べると名古屋のほうがかなり大都市なイメージなんですが、単純な人口で比べると意外と差がありません。名古屋229万札幌195万。35万人の違い。北海道第二の都市である旭川の人口相当の差があるわけですが、もっと遥かに名古屋のほうが大都市なのかと思っていました。ただし都市圏で考えると大差がつくはずなので、都市圏基準で考えたほうがイメージに合うのかもしれません。

今回、実地を歩いた感想として、土地勘の有無もあるとは思いますが、名古屋のほうが飲食店街等のスケールが大きい印象を受けました。もちろん、そのすべてを歩き回ったわけではないですが、人口以上に実際の都市機能には差がありそうだなと。

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ただ、慣れていない旅行者の立場としては、札幌のほうがだいたいシンプルで初見でも分かりやすいと思います。観光で訪れる繁華街はススキノで事足りますので、琴似とか北24条付近まで行かないでしょう。

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みそかつで腹ごしらえをした後、腹ごなしもかねて結局また歩きます。繁華街風の方へ歩いて行って、たぶんこのあたりがいわゆる「栄」なのかな、と歩き回ります。繁華街にある観覧車の存在感とか、久屋大通公園名古屋テレビ塔の存在であるとか、何だか札幌と共通点が多いように感じます。偶然なのか必然的に都市計画が一致したのか。

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特に観覧車、サンシャイン栄ノルベサの存在は偶然なのかな。と思いきや愛媛松山や鹿児島にもそういう街中の観覧車があるんですね。意外とあるもんだ。そういえば松山の観覧車は見た覚えがあったなあ。 

 

4.尾張名古屋は城で持つ。

伊勢は津でもつ、津は伊勢で持つ、尾張名古屋は城で持つ。超有名なフレーズですが、やはり名古屋に来たからには名古屋城を見ない手はありません。もう夜中なので城内に入ることはできませんが、夜ならではの写真を撮りたいこともあり、名古屋城へ行ってみることにしました。また歩きで。公共交通機関の繋がりが良く分からないので、歩かざるを得ないのです。

とりあえずこっちのほうだろうと移動して、どうやらお堀らしきところまでたどり着いたものの、もうスケールが大き過ぎてよく分からない。現在の名古屋城にて「外堀」と呼ばれる堀のさらに外に大きな外堀があり、その内側に現代の重要な公共施設が幾つも立ち並んでいるとは……。愛知県庁とか市役所も堀の内側に建てられているんですね。一度歩き回った今ならよくわかるのですが、この時点では少々混乱しました。

意味もなく外堀周辺をうろうろしたりして、余計に歩数を増やしたものの、何とか夜の名古屋城に辿り着きます。ちょっと遠目に天守が見えてきています。まだそこそこ距離があるのですが、やはり巨大な天守ですね。

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まずは正門に到着しましたが、時刻的に当然閉門済み。しかも高い城壁に阻まれて天守がよく見えません。ここは撮影スポットではないようです。

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正門付近には金シャチ横丁という飲食店街があります。こちらもすべて閉店済みなのですが、ライトアップされていてなかなか綺麗です。翌日覗いてみた時にはたいへん混雑していました。

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ここからさらに撮影ポイントを探し求めてさまよいます。名古屋城天守の西側に「ホテルナゴヤキャッスル」というド直球なネーミングのホテルがありますが、夜の天守に限ればこのホテルから眺めるのが最適だと思います。今回、そのホテルに宿泊しているわけではないので、すぐ近くの道路から撮影してみました。

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適切な装備があればもう少しいい感じの写真が撮れるのでしょうが、現行装備ではこのぐらいが限界でしたね。天守よりも、石垣のほうがいい感じで撮影できている感じさえあります。日本の名城といえば壮大な天守に目が行きがちですが、地味ながら石垣も見所のひとつですね。 

ほどほど撮影してからまた歩いて宿に戻ります。この段階になってくるとさすがにもう足が棒になりました。本当に歩き疲れた。そして旅行最終日を迎えます。