写真AC雑記帳

写真ACのあれこれを書く予定

旅行:2016年金沢の旅(2.二日日~三日目)

旅行:2016年金沢の旅(2.二日日~二日目終了まで)

前回の記事に引き続き昔の旅を振り返ります。今日の記事では、金沢旅行二日目の途中から二日目終了までを振り返ります。県立歴史博物館を見物した後、日本三大庭園のひとつとされる兼六園を訪れました。

1.兼六園の「雪吊り」

金沢の代表的観光名所である兼六園ですが、中でも代表的な見所のひとつとして挙がるものといえば「雪吊り」です。お土産のデザインなんかにも利用されていることが多いように思いますが、特に冬の夜にライトアップされていると見栄えがしますね。残念ながらこの時はすでに雪がない状況での撮影になりました。写真に写る人影と比べて頂ければ伝わるかと思いますが、唐崎松の雪吊りは結構大きいのです。

三月中旬でしたので、ちょうどこの時期に雪吊りの取り外しが行われるようです。最後に唐崎松の雪吊りを外すものらしく、もう少し旅行の時期が後ろであれば、雪吊りを写真に収めることはできなかったかもしれません。

 

2.兼六園に隣接する「成巽閣」 

兼六園と隣接する歴史的建造物、成巽閣も訪問しています。隣接するといっても実質的に兼六園の内部に組み込まれているような印象があります。国の重要文化財ですが、歴史博物館として公開されていますので、一見の価値ありですね。

筆者が訪問した時は、展示物もありましたが、何よりやはり建物です。和風の建築物が好きな方は、実際に足を踏み入れられる重要文化財ということで、ぜひ入場されることをお勧めしたいです。金沢には他にも様々な入場可能な歴史的建築物がありますので、それぞれの雰囲気を比べるのもまた一興です。

 

3.兼六園の「梅林」

季節的に梅の花が咲き誇っていました。有名な観光名所は、四季それぞれに素晴らしい見所が揃っているところが多いような気がします。雨に濡れた梅の花を接写したりもしたのですが、ピンボケしてきれいに撮れていませんでした。この時期は、写真の出来に対するこだわりが全然なく、思えばもったいないことをしています。

写真ACに投稿する上でも、画像の加工なんかせずにそのまま投稿してしまっているような状態でした。今でこそ画像加工ソフトで色調の調整やトリミングもするようになりましたが、投稿当時は実に雑でしたね。

 

4.兼六園の「時雨亭」でお茶と生菓子をいただく

兼六園の中には何か所か食事できるところがありますが、そのうちの時雨亭ではお茶と生和菓子を頂くことができます。立ち入りやすい雰囲気だったので、筆者は単身で乗り込んでみましたが、やはりひとりで参加するものではなかったか……?

時雨亭は平成十二年に再現した建物ということで、歴史と伝統を感じるという場というよりは、きちんと整備された観光施設といった趣があります。若いカップルでも気軽に楽しめるような気がしますね。料金は、抹茶に生和菓子が付いて720円だったようですが、建物と庭を楽しむ料金も含まれているとみれば、決して高くないと思いますよ。

 

5.兼六園周辺で金沢郷土料理を食べる

兼六園の桂坂口付近には、土産物屋と食事処が集まっています。そのうちのひとつ、茶屋城山亭で遅めの昼食を頂きました。写真ACには投稿していませんが、注文したのは「治部煮うどん」でした。治部煮といえば金沢の代表的な郷土料理ですが、うどんとの組み合わせで単純に美味しかったですよ。

城山亭は建物の二階で食事ができるので、周辺を上から見下ろせるというのもちょっと面白い点かもしれません。

 

6.兼六園の見所巡り~ 「海石塔」「噴水」「黄門橋」

広大な日本庭園である兼六園には多くの見所がありますが、筆者が写真ACに投稿した名所に「海石塔」「噴水」「黄門橋」などがあります。この中でも特徴的なのは噴水でしょう。日本最古といわれているそうです。小さな噴水ですが、それがまた日本の庭園らしい造りだとも思います。 

海石塔
噴水
黄門橋

兼六園は広さと周辺施設の充実ぶりが抜群です。わかりやすいシンボルがあり、四季折々の表情を見せてくれる日本庭園。筆者が金沢住まいなら、季節ごとに写真を撮りに行くような気がします。 

 

7.金沢城公園を歩く

さて、兼六園をたっぷり満喫した後、石川県観光物産館をちらりと見物して、金沢城へ向かいました。このあたりの施設は隣接していますので、限られた時間でも見て回ることができます。金沢観光のいいところのひとつです。

とはいえ、この日は朝から、しいのき迎賓館→21世紀美術館→県立歴史博物館→加賀本多博物館→ 伝統産業工芸館→兼六園金沢城と、かなりのハードスケジュールをこなしていました。なんとか金沢城には到着しましたが、有料エリア(菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門)の最終入館十六時に間に合いませんでした。まあ計画がガバガバなので仕方ないのです。

下の写真が有料エリアの外観です。兼六園を早めに切り上げればおそらく間に合ったのですが、兼六園はかなり広いので三時間ぐらいかけて見物したはずです。

金沢城には天守閣がない(再現されていない)ので、わかりやすいシンボルを欠くため物足りない感じがあります。ただし、江戸時代早々に焼失して以来復元していないということですから、城郭の再現という意味では現状こそが正しいのだといえるかもしれません。

 

8.近江町市場であの高級魚を・・・・・・ 

金沢城をあとにし、徒歩で金沢駅方面へ移動しました。途中で寄り道してお土産を買いつつ、金沢の台所、近江町市場へ到着。近江町市場での狙いは「すし」でした。それもある特定の高級魚のすしです。市場内を見て回ると早速手がかりを発見。

これ、ノドグロ(アカムツ)の一夜干しです。そう、筆者はノドグロのすしを食べてみたかったのです。プロテニスプレーヤーの錦織圭選手のおかげで、一躍認知度を高めたノドグロ。筆者も結構ミーハーなので、一度は食べておきたいと考えていました。

そうしてふらふらしているうちに寿司屋を発見。まずはにぎりを注文して、旨い金沢のすしを堪能した後、追加注文したのがコチラ。

ノドグロのあぶりです。筆者の記憶が確かなら五百円だったはずです。安くはありませんがどこでも食べられるものではないので迷いなし。

コスパの善し悪しはさておき、間違いなく旨いすしです。金沢か山陰地方に行く機会があればまたあらためてノドグロを味わいたい。

 

9.二日目終了。

ノドグロのあぶりを食べて金沢駅に戻り、駅内の金沢地酒蔵で日本酒の試飲をしたり飲み比べをしたりで結構飲み、土産に日本酒を買い、二日目終了です。日本酒に関してはここで飲んだお酒ではなく、別途飲んだ宗玄(奥能登の酒蔵)が良かったけどそれはまた別の話。お酒はどちらかと言えば辛口が好きですが、本当に美味い酒はまた違うんですよね~。

 

行き当たりばったりな旅行三日目は、長町武家屋敷と茶屋街の観光が中心です。