札幌ぼっち飯:分類/餃:さっぽろぎょうざやさん (中央区)
現在のホームグラウンドである札幌で、ふらりと立ち寄ったお店の紹介みたいな感じの記事を書いてみます。今回訪問したのはさっぽろぎょうざやさん (中央区)。なんともダイレクトなネーミングですが、ベタな中華料理屋風の店というわけではありません。
【アクセス】
地図上は以下の通りです。すすきの中心部から離れていて、市電の線路を挟んで静かな地域に位置しています。札幌市電の資生館小学校前駅がやや近いですね。
【店舗入口付近】
【店内】
奥に細長い店内。内装はおしゃれな感じで、カウンターフレンチとまで言ってしまうとさすがに言い過ぎですが、良い意味で餃子店らしくない雰囲気です。
【焼き餃子】
まずはスタンダードな焼き餃子。この餃子店の特徴として、ニンニクは使用していないとのことです。餃子にジャンクフード的なガツンとした味わいを求めている方には物足りないないでしょう。焼き加減は丁度良く、美味しいことは美味しいです。
醤油と酢の小瓶に「ひと手間掛けています」とシールが貼ってありますが、素材の味を生かすため調味料も強くなり過ぎないようにしているようです。この点も含め全体的に上品な仕上がりなんですね。
【シャンディガフ】
餃子屋さんでシャンディガフが飲めるとは意外。こうしたアルコールのラインナップも含めて餃子バー的に使うのがいいのかもしれません。
【水餃子】
水餃子も提供しているのですが、誰かに薦めるならこちらです。焼き餃子とは明らかに異なるツルツルプリプリの皮が美味しい。そこまでたくさん水餃子を食べてきたわけではないですが、ここまでの食感はなかなかないように思います。思い出せる範囲だと、福岡に行った時に「餃子のテムジン」で水餃子を食べましたが、ここまでツルプリな食感ではなかったな。水餃子の皮についてはこの「さっぽろぎょうざやさん」はかなりのものだと思います。喉越しの良さも光ります。全体的に丁寧上品な作りが焼き餃子より水餃子に合うのかもしれません。
【日本酒】
お勧めのお酒を頂きました。グレープフルーツのような香り、という紹介でしたが正にその通りの芳香。日本酒ってたまにとんでもなく良い香りのものがありますよね。亜麻猫って覚えておこう。後で調べてみると酸味が強い銘柄のようですが、今回はそこまで強くは感じなかったかな。香りのインパクトが強かった。
【いぶりがっこクリームチーズのせ】
餃子以外にもおつまみがいろいろあります。いぶりがっことクリームチーズの謎の相性の良さは、既にスタンダードですかね。いぶりがっこってこんな水気あったっけと思いながら食べたけれど、水分多めのほうがクリームチーズと合うかもしれない。意識的にそろえたわけではないのですが、亜麻猫とは秋田つながりです。
【総評】
味とは無関係に、立地的な面でそこまで混雑することはなさそうだし、隠れ家的に使ってみるのもいいかもしれません。美味しいことは美味しいけど突き抜けた美味しさではないので、美味しいお酒も飲める店として認識しておきます。おつまみもいろいろあるようでしたし。
餃子だけを考えるなら、すすきので他に行きたいお店はあります。ただそちらは狭いしだいたい混んでいるので入れるとは限らない。そっちが無理な時は選択肢に入れたいと思います。